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André Chang , Ph.D.

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SCAN DISPATCH : 米委員会、中国のサイバー軍事活動を警戒

2007-12-25

 SCAN DISPATCH : 米委員会、中国のサイバー軍事活動を警戒
   12月18日20時38分配信 Scan

 SCAN DISPATCH は、アメリカのセキュリティ業界及ハッカーコミュニティか
ら届いたニュースを、狭く絞り込み、深く掘り下げて掲載します。

 11月16日、米国 US-China Economic and Security Review Commission (米
中経済安全保障検討委員会 / USCC)が2007年の報告書を発表している。

 この報告書では特に、中国の諜報活動について「米国内における、中国によ
るスパイ活動は目に余るものがあり、米国技術の安全に対する類を見ないリス
クとなっている」と触れている一方、中国によるサイバー戦争の危険について
「中国軍の戦略家はサイバー攻撃を含む破壊的な戦争技術を迎合している」と
して「中国の台湾に対する攻撃は、日本や韓国の米国基地に対する極秘任務や
サイバー攻撃を連鎖させるものであり、米国本土の財政、経済、エネルギー、
そして通信インフラへのサイバー攻撃をも含んでいるだろう」と結論している

 この報告書と前後して中国によるサイバー戦争関連のニュースが次々と報道
されている。

 まず12月2日、MI5(イギリス情報局保安部)が、英国の銀行や金融機関300
社に対し中国政府が大規模なサイバー攻撃を行い技術上・経済上の極秘情報の
入手を試みるであろうとする警告書を送付したと、BBCが報道した。

 時を同じくして、マカフィー株式会社が「サイバー犯罪:次にやって来る波
~Virtual Criminology Report – Cybercrime: The Next Wave」と題したレ
ポートを出版していおり、中国の軍事専門家の James Mulvenon 氏の「中国政
府は初めて、政治的、軍事的目的にサイバー攻撃を使用しました。
 ドイツ官邸に接続したネットワークのハッキングを含め、中国は初めて、21
世紀のサイバー冷戦のテクノロジに足を踏み入れた国家です。この問題はます
ます深刻化し、オープンなものになるでしょう」という言葉を引用して、「サ
イバー攻撃の多くは中国から発信され、しかも中国政府はサイバー諜報活動を
行っていることを公言して」いるとしている。

 これらレポートや警告を裏づけするような事件も次々と発生している。

 10月の末から、米国エネルギー省の研究所で、核兵器の研究も行っているオ
ークリッジ国立研究所(ORNL)のシステムに、何者かが侵入する事件が発生し
た。

 12月8日ニューヨークタイムズ紙が入手したUS-CERTのメモでは、攻撃元IPは
中国であると確認しているそうだ。攻撃は、科学コンファレンスへの招待状と
して添付ファイルのついたフィッシングメールが所員に送られ、所員11人がそ
の添付資料を開けたことで可能となった。その添付資料にバックドアが潜んで
いた…